LECTURE
新宿2丁目流『お水の作法 カウンター編』
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①ドアが開いたら、とにもかくにも『いらっしゃいませ』
たとえ酒に焼けたガラガラ声でも、元気にハキハキと。
お客様じゃなくて、酒屋さんだったときは、ちょっと恥ずかしいけどね(笑)
おしぼりが濡れたりしたら、もちろん交換して差し上げるのよ。
おしぼりの次はメニューを、常連さんへはボトルをお出しするわ。
グラスにはたっぷり氷を入れて。
焼酎やリキュールは指二本分が基本よ。
ビールはやっぱり三割泡だと見映えがいいわよね。
最初は「スクリュードライバーって何と何だっけ……?」とド忘れして、
怖い先輩にぶん殴られちゃったりするけど、
慣れてしまえば身に付くわ。
④ボトルのお客様の前には、ボトルとアイスペールと割り物を置くの。
ラベルはお客さまのほうへ向けるのよ。
コースターを敷くのも、忘れちゃいけないわ。
(今回はお酒に見せかけた麦茶をご提供)
あとは楽しくトーク!
でも、お客様のグラスには常に注目!
お酒がほとんどなくなったら、すぐに次のものをお作りするの。
⑥お酒をステアするときは、グラスの縁を叩いたりしちゃダメ。
カウンターに肘を突くのもお行儀が悪いわね。
お酒のペース配分を考えるのも大事よ。
これをすべてマスターしたら、あなたも立派なゲイバースタッフよ‼︎
優しいお客さまと楽しいひとときを過ごす……
こんなに充実した仕事もなくってよ。
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